第1回品質事故情報展を開催~事故から何を学ぶのか~

株式会社デサント及びデサントジャパン株式会社は10月24~25日東京オフィス、11月1~2日大阪オフィスで「第1回品質事故情報展」を開催いたしました。この情報展は、当社商品で発生した過去の事故事例を、実際の商品や解説パネルを使用して展示し教訓にすることで、再発防止や今後の更なる品質向上へ一丸となって取り組むことを目的にしています。

初めての開催となる今回は、当社のものづくりに関わる関係者として取引先である商社、素材メーカー、社内のMD・デザイナーや仕入れ担当者を対象として開催しました。

開催に携わった株式会社デサントR&Dセンターの佐野部長にインタビューいたしました。

 

◆今回の品質事故情報展を開催するに至った経緯は

昨年までは社内で担当者だけを対象とした小規模な説明会を実施していましたが、社内で同様な品質事故が発生していたので、他のブランドを担当する部署と情報を共有できるように、より多くの部署の担当者と情報が共有できるように今回の開催となりました。また、更に仕入先様とも情報共有をできるようにしました。

 

◆開催にあたって注意した点は

開催にあたっては社員の担当者が広く興味を持てるように、あらゆるジャンルの事故事例を紹介するようにしました。品質事故をなくすためには、その原因と責任の所在を明確にすることが大切です。展示する事例はできるだけ最近のものから選出して、原因と責任の所在を明確にして展示するようにしました。社員と仕入先の皆様に、品質管理の重要性を再認識してもらえるように開催いたしました。

 

◆開催後の社内外からの評判は

担当者が一方的な事故事例の説明をするだけではなく、社員や仕入先と情報交換を行いながら、会場を回るようにいたしました。関係先との情報交換ができる説明会形式は良い評価を得ていましたので、今後も継続して開催したいと考えています。また社内の出席者からは、更にひとつひとつの事例をもう少し掘り下げて説明してほしいとの要望がありましたので、今後の別の形で開催を検討したいと思います。一般的に企業のR&Dセンターは開発を主たる目的としているものがほとんどですが、当社ではR&Dセンターの機能の中にあえて品質管理を入れています。当社の機能性開発には、その品質管理がなくてはならないものだからです。これからも当社は品質管理を徹底しながら、機能性の開発を進めていき、お客様満足を追求してまいります。

 

会場風景.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場内説明会の模様

 

展示例.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

品質事故の展事例

CSRトピックス一覧にもどる